鉄人の授業は英語の豊富な知識はもちろん日常の会話ではどう使われるのかを例文で示してくれた。何といっても文法の説明を必ず例文で示してくれた。授業時間外でも質問に応じてくれたことがうれしい。
英語は単語だと思っていた。なんとなくでも訳せればいいと考えていた。しかし下線部訳等になるとそうはいかないことを鉄人の授業で知った。役にはかならず根拠があり数学のように〜からこうなるというものを習った。
3年間鉄人に習った。英語の分析は楽しくなった。自分の中に訳すときコアが持てた。今の専門は理系だがTOEIC800点を目指してやれるようになった。
自分は英語が苦手でした。自分は浪人したのですが、現役の時のセンター試験の英語は110点だったのです。しかし、たった一年の勉強で173点まで取れるようになりました。これも全て水谷先生が教えてくれた英文法にあると思います。
なんとなく訳せていた。しかし微妙な訳の違いはどうしてなるのかが最初はピンとこなかった。その都度、説明を聞いた。「どうしてこの訳ではいけないのか」と言えたとき鉄人がにっこりとほほ笑んでくれた。答えには根拠があると思えた瞬間だった。
仮定法がまったくと言っていいほどわからなかった。この本に書かれている通り、ウソ、ホントウで区別していくことを教わった。英文法と言うややこしい、難しいことを簡単に、手短にしてくれるとわかり易く楽しくなった。
鉄人も英語が苦手だった?ということを聞いて勇気づけられた。ひょっとすると自分もやればできるのかもしれないと思えた。ボコボコ高校出身という言い方もいい。
鉄人の「ちょっとE(いい)話」は、授業中はしょっちゅう出てくる。それも語源から話してくれるところが納得できる。
苦手なところを思いっきり指摘された。悔しかったけれどあたっていた。「英文法」が基にならないと下線部訳など正確には出来ないことを思い知らされた。
英語屋でいたいとはいかにも鉄人らしい表現だと思った。自称「自由人」でいたいことにこだわる鉄人。8カ国語を操る人間。しかしいつも携帯ラジオ、ICレコーダーを持ち歩く努力家であることはあまり知られていないのでは?
留学したいと相談したことは何度かあった。しかしもっと日本のことも知っておかなければ。そして「英文法」を知らないで話すと相手にされないこともあるよと教わった。